2024.02.20 Monitor環境 I
ドラマの部署にいたとき、パンチパーマの先輩が、ロケで900STとかじゃなくて、イヤホンでモニターしてたんですよね。
ロケでヘッドフォン外の音を聞きたいという意図なのかなんなのかわからないんですけど、少なくとも著名な俳優さんたちのドラマロケで、ものすごい度胸あるなって思ってたのが22歳くらいかな。
放送は下位互換が基本なんで、モノラルで確認することも多いし、かならずテレビやラジオの受信機に近いサイズのスピーカーがあったんです。
私はといえば、まあ900STから始まり、モニターはNS-10Mを克服するのに、15年くらいかかったかな。
宇都宮時代の自宅 Digital PerformerでMixし始めた1998年くらい。
宇都宮時代の修行音声録音車、1999年くらい。これも、全然私音を扱うのに慣れないから、じゃあこの車のサイズには大きすぎるが、10Mを持ち歩いてダイレクトミックスしようってコンセプト。
ちょっとづつPAの仕事が増えてくると、やっぱり10M持ち歩くのは無理なんで、SONYのSMS1Pだったかな。
おうちも、MSP5 STUDIOになって(すこぶとから譲ってもらった)、ヘッドフォンは7506、インナーイヤーカナルタイプは別になんもこだわりなくて、テキトーなやつ。
iPadのスピーカーもミックスの参考にしたりするし、車の中でもかなり重要なMix確認環境。
ちょっとづつPAの仕事が増えてくると、やっぱり10M持ち歩くのは無理なんで、SONYのSMS1Pだったかな。
でまあ、紆余曲折あってフリーになって、持ち出しはMSP-3とか、いろいろやりつつ。
iPadのスピーカーもミックスの参考にしたりするし、車の中でもかなり重要なMix確認環境。
で行き着いたのがコレ。まじか!
そもそも、細部を聞きたい時と、そうでない時って、あるわけで、一つのスピーカーだけではできないが、"それ"に慣れるのに時間がかかると思う。
それと、下位互換は必須で、聴取環境が悪い人前提で伝わる音楽にしたい。
もちろん外部スタジオにあるスピーカーでやらなきゃいけないこともあるし、そういう時はなるべくラージで作業する。
それは、多くの関係者がいるわけで、音の方向性を自分一人だけでは気づかない感性を知りたいから。
ライブRecなら、出音生音に負けない音量で聴くんで耳痛い。
『あ、音がわかんない』→コレに気づくこと大事よね。
色々音との付き合い方って大事だよねっておはなしでした。
アトチョウジカンノSP作業が猫に影響ある。怒られる