2022.04.17 インピーダンス信仰
週末に、ちょっとノイズの多いことが予想される現場があり、アイソレータートランスを導入テスト。
どちらも600:600で、ARTの方はアースリフト、トモカの方はアースは直結。まずは、その週末のDante96k録音テストランの中で、チェック。
というか、車のインバーター電源だから、ARTの方は使いにくい。
家に帰って、数日前に届いたAvid Carbonでチェック。
MD421を繋いで、チェックしたんだが、これが好印象。
てか、レベルが上がる、音が違う。
そこで気づいたのが、全てのマイクって、メーカー推奨というか、600Ωで受けることを想定していなくて、1000Ω=1kΩ。
コレは、衝撃的だった。
Twitterに思わず書き込んだが
『中身は安物ライントランスだけど、ちょっと見直した。
昨夏に導入したISAも、CarbonもHAのインピーダンスで音色が激変。
今まであまり活用してなかったな。 25年前、先輩がマリンエアのライントランスを、48Vかけたあとで繋いでいて、無駄だなあと思ってました。ごめんなさい。』そう、世の中インピーダンスマッチングは、600Ωと限定せず、Lo出しHi受け。
そして、大体のHAが1kオーム前後で設計されてはいるが、そりゃ、いろんな人がいる。
いろんなHAがあるから、マイクを使った人のインプレッションも変わる。
特に、ダイナミックマイクのインピーダンスは50-300ΩのSM58とか、すごく変わるのよね。
だから、スプリッターで受けるよりも、実はライントランスの方がLo インピーダンスでレベルが稼げて、いいんじゃねえかと。
今調べてたら、QL5は、入力インピーダンス7.5kΩ(たっかい!!!!)、ちなみに出力は75Ω
こんなんで比較なんて出来ないでしょう。